近世史ゼミ合宿に行ってきました(前編)
こんにちは😃
今日は成績発表の日でしたね😰
自分は単位取れてました!(といっても4単位だけだけど…)あとはゼミと卒論だけです!
この流れで「みんな単位とれた?」というお話…はしませんのでご安心を。笑
さてさて本題。
8月6日から9日までの4日間、近世史ゼミで松本へ合宿に行ってきました!
今年は近世史の学生のみならず、1年生もたくさん来てくれました😆
近世史ゼミの合宿は、毎年3泊4日の行程で、試験明けから8月上旬にかけて、松本のあるお宅にお邪魔して史料の調査をします。調査自体は3日間で、最終日は1日中巡見です。
学部生は勉強会のように文書の翻刻作業がメインですね✏院生以上の方は目録取りもします。
さて、松本に着いていきなり史料調査!…といきたい所ですが、初日は1・3年生と一緒に巡見で貞享義民記念館へ🏃江戸前期、松本藩内で年貢引き下げを要求する全藩一揆(通称加助騒動)があり、その姿や実態を展示した資料館です。
シアターと一揆に関する実際の史料を見た感想ですが、昭和期には映画まで作られており、後世にこれだけ影響を与えたものだったとは思いませんでした…
3年生に史料の解説をする志村先生
一揆の首謀者は加助という人物で、年貢を三斗から二斗五升に引き下げてほしいと処刑の間際まで「二斗五升二斗五升」とひたすら訴えるんですが、それがインパクトが強く、(シアターの声が)今も耳に残ってます。ある意味毎年合宿のネタにもなってますね笑
夜は報告と飲み会です。花火もやりました🎆
2日目は少し早起きして、午前中に松本城、開智学校、旧松本藩士の高橋家住宅へ。松本の学芸員さんの案内のもと、ブラタモリしながら(笑)見学させて頂きました。下の学年の子たちも興味を持って見てくれてました😄
因みに開智学校で出された、明治期の小学5年生の試験問題。
「大塩平八郎の乱が起こった社会的背景を説明せよ」
…普通に高校や大学レベルですね😰実は5年生のうち半数は満点だったらしいですよ😲当時の教育レベルの高さがうかがえます。
少しだけ豆知識。開智学校をよく見ると、実は非対称なんです!左側の窓は6つ、右側の窓は5つ。気付きました?
昼御飯に1年生と信州そばを食べた後はいよいよメインの文書翻刻✏
自分も久しぶりに文書を読んで、分からない所は大人の方に聞きながら1枚仕上げました。
(都合により作業風景はお見せ出来ません…)
今回2回目の参加となりましたが、去年よりも賑やかで、みんなで巡見も勉強も遊びも出来て楽しかったです😆
(後半へ続く)
学部4年 細田敬介
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